子どものころから、理由のない悲しみが胸にありました。
誰かに話すこともできず、ただ静かに耐えるしかなかったあの感情。
それは後になって、「他人の痛みと共鳴する魂の声」だったのだと気づきました。
そしていつしか、私はできるだけ涙が流れないように、心に蓋をする術を覚えていました。
私は、「彩 -IROHA-」という世界で、花、クリスタルボウルの瞑想、そして言葉を通して、魂の記憶をそっとほどくような時間を届けてきました。
それはスピリチュアルでも、ビジネスでもない。
ただ、心の奥にあるものに静かに光を当てるような、私自身の“祈り”のような活動でした。
でも私は、今年一つの転機を迎えました。
あの頃感じていた“共鳴する痛み”を、
これからは“静かに咲かせ、表現していきたい”。
そんなふうに思うようになったのです。
だから私は、silent bloomというnoteを立ち上げました。
「彩」の花が、静かに咲くように。
silent bloom――
それは、誰にも知られずに咲く花のように、
静けさのなかで、力強く、美しく咲いていく在り方。
土の中で育まれてきた「彩 -IROHA-」という祈りの種が、音となり、花となり、言葉となって、ようやく今、ひとつの花を咲かせようとしています。
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このnoteでは、わたしの感じたこと、祈り、気づきを、言葉にして、そっと置いていきます。
静かに、でもたしかに、あなたの中の“何か”が咲くきっかけになるような、そんな場所になったら嬉しいです。
silent bloom、はじまりの記録。